Salesforceのフローで上手にメールを送るHow Toをまとめました。

フローでメールを送る(アクション)

フローでメールを送るには、アクションを使います。

簡単ですね。

複数行の本文を送る(テキストテンプレート)

上記の方法では、本文1行のメールしか書けませんね。

テキストテンプレートを使うことで、複数行のメールを送ることができます。

「新規リソース」から、「テキストテンプレート」を選んで、本文を書いてください。

続いて、フローのアクション、本文の項目を、今作ったテキストテンプレートを入力してください。

複数行のメールを送ることができました。

テキストテンプレートに変数(可変項目)を入れる

先ほど作ったテキストテンプレートには、変数を入れることもできます。

例えば、送信先の名前です。このように、取引先責任者のレコードを取得して、名前を本文に入れてみます。

ついでに受信者も、取引先責任者のメールアドレスに変更しましょう。

変数の中身を複数行にして、テキストテンプレートに差し込む

ここの情報が色々な方法で検索で上がってくるのですが、シンプルにプレーンテキストで改行するときの方法を書いておきます。

差し込み用の変数を作る

まず、「新規リソース」から差し込み項目用の「変数」を作成します。データ型は「テキスト」です。

とりあえずメールに今作った変数を入れておきましょう。

改行用の数式を作る

この後、割り当てを使って差し込み項目用の変数(var_1)に中身を入れていくのですが、新規リソースから改行のための数式リソースを作ってください。中身はたったこれだけです。

BR()

割り当てで1行ずつ変数に入れていく

フローに割り当てを作り、以下の要領で追加してください。改行したい部分には、先ほど作った改行用の数式を追加してください。

送ってみるとこんな感じです

任意の送信者のメールアドレスを変更する

先に書いておきたいのですが、基本的に、例えば「取引先責任者の所有者(ユーザ)のメールアドレスから送る」みたいなことは難しい(できない)ようです。

また、デフォルトではフローの実行者のメールアドレスから配信されるようです。

なので、共通の任意のメールアドレスから送ってみましょう。

組織のメールアドレスの設定

Salesforceの設定で、「組織」を検索して、「組織のアドレス」を開いて、追加ボタンから使用したいメールアドレスを追加してください。

フローに戻って、送信者タイプに以下を入力してください。

OrgWideEmailAddress

送信者メールアドレスには、先ほど設定した組織のメールアドレスを入力してください。